​B♭管トランペット比較データ

処理前は基音(E♭=313Hz)の第2倍音が最も高い音圧で鳴っているのに対し、処理後は基音がピークとなり、音圧も90.01dBから95.70dBへ5.69dB増加。(この切り取った瞬間に関しての数値、連続的なデータは動画を参照)
また第4~7倍音は増加し、第2~7倍音までが緩やかにバランスが取れている。第8倍音以降は減少しているが、これはむしろ演奏には適した状態と言える。なぜなら、倍音はやたらと沢山鳴っていれば良いというわけでは無く、実際にプロ奏者の音と初心者の音を測定すると前者は基音に近い倍音がバランス良く鳴っており、初心者ほど余計な倍音が出過ぎていたり、逆に全く倍音が鳴っていという特性がある。
比較条件
①この比較データは現役オーケストラ奏者所有の楽器による本人の試奏データである為、演奏者本人の思い込みや日による奏法のバラ付き要素が極めて少ない。
②収録設備ヤマハアビテックス2畳、測定機器iPad Air(簡易的なマイクでこれだけの変化が測定できるので、更に専門的な機材を使っても結果は同様。
③楽器のセッティング(オイル、ネジ、コルク等)は、前後で同じ。

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ロータリーキャップ調律前後の比較データ

測定前後は室温と同じ温度まで冷却し、同じ条件で比較しています。ラッカー仕上げのトロンボーンのキャップですが、焼きなましを入れているわけではないので、焦げたり変色したり等ありません。
調律前の状態では叩いた音が全体的に腰高で周波数を見ても基音に対して倍音のほうが強く出ており、複数の音程が入り混じって音が濁っています。調律後は音の雑味が消えて、ピッチが安定し、サステインが長いのがわかります。更に周波数をみても濁りが消えたおかげで3434Hzから3424Hzへ音程が変化しています。

 
 
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